ジョーズのモデルでもある巨大人食いサメ ホオジロザメ
ホホジロザメともいいますね。学名はGreat White Shark です。
頬の部分が白いのが特徴で、主食はアザラシなどの小型海洋生物です。
生息域は温かい海全般ですが、日本近海においても近年の海水温度の上昇から目撃、
捕獲例が増えてきています。
巨大なものになると5~8メートルほどにもなるとても巨大なサメです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgtjWtsWmH8kN-Fee0HP-YrRhEbjz35lT7VKN1IaGzhPKUA3pZTsOdVEY53ktP1L5_k1pWdz9DMKK32css65llA-_l8cdu-h3ks6pgVKC7cEp6DuRqdh1ZPs3bzPvqmFayHYhxStXFdwMb/s320/%25E3%2583%259B%25E3%2582%25AA%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25AD%25E3%2582%25B6%25E3%2583%25A13.jpg)
人が襲われた
ホホジロザメによる年間の襲撃件数は約10件ほどと統計があります。
南半球に多く生息しているのでオーストラリアなどでよく発生していますね。
しかし、日本でも近海や、瀬戸内海にも生息しているので注意が必要です。
実際の事故
日本
1992年愛媛県松山沖
貝漁に出ていた男性がウェットスーツを着て海中へ潜行中に起きた事故。
ウェットスーツから動きがなくなり、おかしいと思い引き上げてみると、
サメの歯型に破れたウェットスーツだけが引き上げられ、男性は行方不明。
後に歯型から5m以上と推測されています。
1995年愛知県伊良湖沖
こちらも貝漁に出ていた男性が右腕を食いちぎられ死亡しています。
事故はどうすれば防げる?
サメの敏感な部分に鼻の頭があります。一番前に突き出ている部分ですが、
こちらには神経が多数集約されていて、少し触るだけでも敏感に反応します。
水中で襲われた際にはこの部分を殴るなどして意表を突くことでサメは撤退していく
ことが知られていますが、海中で何メートルもの生物に襲われたら冷静な判断が
できなさそうですが・・・
サーフィンは極力注意
サーフィン中に襲われることもあります。これはサメは深いところから海面にいる生物を
襲うことが多いです。その時、サーフィンにうちぶせになっていて波を待っている姿は
実はアザラシが泳いでいる姿にそっくりです。このように間違って襲われるというケース
も少なくありません。
しかし巨大であればあるほどロマンもある
こうした巨大生物ですが、襲われると怖いものですが、美しく見えるのも事実ですね。
間違って襲われることがあっても人間と動物が共生できれば美しい自然が保てます。
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